カンボジアで手織りでシルクを生産している村の支援活動に参画させて頂くことになりました。            
人の手、人の心、やさしさに触れて、感じた幸せ感を、日本のみなさんと分かち合いたいと思います。       
手作りの支援活動、手作りのシルクショール、手作りのご紹介…、全てがゆっくりと地道ですが、
一つ一つ、一人ひとりがゆっくりと、しっかりとつながっていくことを願い、私たちも地道に歩みます。
<NPO法人グローバルハートスペース/シルク村支援協力プロジェクト>

2012年4月30日月曜日

シルク村より届いたうれしいレポート♪ <横田>

こんちには。Maryonです。
昨日に引き続き、本日はシルク村を訪問したメンバーより、仕事に携わっている村の方々の声をお届けしたいと思います。
事前に、日本とカンボジアのプロジェクトメンバー間でスカイプミーティングをし、質問事項をまとめて現地入りしてもらいました。

特派員Tomyさんよりすでにブログへ報告がありましたが、こちらでは質問内容についての詳細を
お知らせしますね~。

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カンボジア ブレックレイ村(通称 シルク村) 訪問日時 4月29日(日)
参加者:船津、ティンティン、まるこ、ピョウ、ナリー、ソポン(ナリーさんの友達)、大久保、シルク村よりモンさん、マリーさん、カーンさんより回答をいただく。
<質問事項> 回答はナリーさん通訳

○製作工程で苦労すること
・生糸の中に混じりこむ、虫のふんを取るのが難しい。
・生糸が細いものも、太いものもあり、同じ太さにするのが難しい
・染めるときに、注文の色を出すのが難しい。湯に染色液を入れる加減。
(補足)染色は製作する本人が染め、その染めた糸で織っている。
○製作工程で楽しいこと
・染める色が正しくできた時嬉しい。
・織ったものをほめられたとき、喜んでくれたとき。
・きれいに織れたときは、買ってくれなくても嬉しい。

○工夫していること
・例えば糸が切れやすいとき、糸をつなげるときに工夫をしている。
・色の変わり目を切れないようにするには大変で上手につなげることができるように工夫している。
○虫対策について
大きい箱に虫が来ないように薬を入れて解決している。
巻いている糸には虫は来ないが、できたものには虫がくる。
今はビニール袋に入れて布で巻いて、自分でそれぞれ管理している。
今後はチャック式のビニール袋と薬を渡すので使用してもらうように伝える。
○織っている時はどんな思いで織っているか?
・褒められるだけではなくて、もっともっときれいに仕上げることができるようにと思っている。
・汚れないように自分で解決しながら、いい製品になるようにと思って、織っている。
・褒められるとうれしい。

○支援を受けて良かったこと、困ったこと
・日本人の皆さんが村の支援をしてくれることで、いろいろ生活がよくなった。
村に貢献できるようになった。
困ったことは、自分で織るものに対してのことだけで、きれいに織ることができないと
仕事がなくなること。

○支援を受けてからの心の変化
・一緒に働くことで、もっとつながることができる。問題があったときに、解決できるようになった。

○色の出し方、出やすい色について
クリーム色は出しやすい。しかし、その他は全部難しい。
○リクエストに対して、変える必要があったこと、工夫したことについて
(織り方を工夫されたり、配色を考えているように感じたが)返答できず。

○シルクを手にされる方へのメッセージ
・「皆さん たくさんカンボジアの製品を知ってください。
もっともっといい製品を作ります。」
・「皆さん カンボジアのシルク製品を買ってください。カンボジアにもっと
貢献できるようになります。」
・「皆さんのサポートのおかげでいい製品を作り、皆さんの喜びのために作りたいです」

○セールスポイントについて
・(照れてなかなか話されませんでしたが)昨日、亜弥迦さんがチェックされて、
ほめてくださったことが、とてもとても嬉しかったこと
・「昨日ほめてもらったことがとても嬉しくて自信につながった。もっともっとがんばります。」
・「前は1色しかできなかったけれど、皆さんのリクエストが2色だったりするので、
自分もできるようになり、それで織ることができるようになったこと」
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以上がTomyさんからのレポートの一部です。
<レポートを読んで。。。by Maryon>
今回現地入りできなかった私ですが、仲間のおかげで貴重な村の皆さんの声を聞くことができて
本当にうれしかったし、これから活動していくにあたり大きなパワーをいただけましたことを感謝します。シルクショールの存在が心をこんなに豊かにしてくれるんだなぁということも改めて実感しました。メンバーも書いておりますように、シルクショールでつながった方々と、ぜひこのシルク村訪問ツアーを現実化していこう!と強く思ったMaryonでした。

4月29日(日)一人の笑顔<大久保>

支援を受けることで、1色しか染色して織ることができなかったけれど、自分で2色染めて織ることができるようになり嬉しいと語るカーンさん

こんにちは!TOMYです。
今日は予定どおり、
ブルックレイ村(通称:シルク村)を訪問させていただきました。

シルク村へはプノンペンより、約2時間半。渡せ船とむち打ち症になるのではないかと思わせるぐらい舗装されていない道を走り到着します。
季節によっては、道は遮断され、向かうこともできません。
支援開始当初は、10人乗りぐらいの小さい船に乗り込み、進み出すと船に穴があいて、水をかき出しながら
向かったという伝説もある場所です。
今日は、車ごと移動できるフェリーに乗ることができたので、だいぶと楽に到着できました。
それでも、でこぼこ道は激しく揺れ、嘔吐するメンバーも出ましたけれど。。。
フェリーにて
船着き場







さて、到着早々、あらかじめ用意した質問について村の織手の方々にご回答をいただきました。
村の人々はみんな英語が通じないクメール人。
どうしてコミュニケーションを取ろうかと思案していたところ、
カンボジアの支援活動をするときには、いつも日本語とカンボジア語の通訳としても活躍される
ナリーさんが友達を連れて同行してくれることになりました。
本当に大きな助っ人でした。
通訳係のナリーさん。大活躍!

質問は製作工程の内容や工夫していること。
支援を受けて変化したこと、シルクショールを手にする人に対してのメッセージや
セールスポイントなどを教えていただきました。
ほとんどが住まいの1階に機織り機が置かれています。
そして、今度は日本での私たちの活動についてご紹介しました。
展示会での写真やチラシ、いつも購入してくださった方にお渡ししている取扱い説明書などを
日本語と英語のものを持参したのですけれど、数が少なかったのか、
自分が織ったものがないか探しているのを目にしました。
次回はもっと、多くの写真をお持ちしようと思います。

やはり、気になるのですね。

次に、私たちの日本での活動内容をお話しさせていただきました。
私たちは、皆さんが心を込めて丁寧に作られたシルクショールを日本やアメリカでご紹介し、
購入して喜んで身に着けてもらい、その協力金が次の材料費や製作費となっていることを
伝えていること。
一方で、皆さんは一所懸命作られることで、シルクショールを気に入ってもらえる嬉しさ、
仕事ができ生活が豊かになる喜び。

その喜びと喜びをつなげること、人の心と心をつなげることを
これからもやっていきたいです。
製作をしていて、大変なこと、しんどいことがあるかもしれませんが、
日本でもショールを買ってもらったり、私たちもしんどいことがあります。
だから一緒に、喜びのために働きましょう。

ということをお話しさせていただき、実際の機織りをしている所や
保管場所を見せていただいて、終了しました。


私は4年前ぐらいにも村に訪問させていただいたことがあり、
数年前とは異なる風景に驚きました。
住まう家自体も壁も床も綺麗になっていましたが、周辺も明るく、
家の隣には作物を育てていたり、機織り機の周りは何も置かないようにしていたり、
清掃も意識するようにしたのかなと思いました。
村全体の様子もたどり着くまでの村とは明らかに違い、道がきれいに舗装されています。
染色液です。こんなにたくさん。シルクを生産する村ならではの光景でしょうか。
村がきれい
織手の家。明らかに修繕が入り、暮らしが上々しいてるのがわかります。


村を歩けば子供たちがついてきました。「名前は何ですか?」


働き者のマリーさん。他の方の技術指導も行っています。
ほとんど、挨拶しかしたことがなかったシルク村の人々ですが、
以前感じた緊張した面持ちやぎこちなさはなく、恥ずかしがり屋ではあるでしょうが、
話しかけてくださる様子や接し方をみて、これまでのサポートされてきた方がたとの
心のつながりを感じると同時に元気や自信がつかれたのかなと思いました。

同行した自立のため縫製に取り組まれているミャンマー人の女性が、私たちの質問を聞いて、
答えが「『もっともっとたくさん作ります。
もっとがんばります。』とか同じだ」とおっしゃっていたことが、
印象に残りました。彼女はNPO CEALOグローバルハーモニージャパンが支援する
縫製プロジェクトの大きな担い手としても活躍中で、
私たちの活動のパートナー的存在です。

一人の人が笑顔に変わることはとても美しいことに感じました。
そして、それを感じることができるには、協働しかないこと。
私たちも一緒に汗水流して働くからこそ、堂々とものが言えるし、
喜びを分かち合えるし、つながることができるんだということを感じました。
最後まで見送ってくださいました
金持ちでもなく、時間があるからでもなく、
こうやって海を渡って人々の心が豊かになる素に会いに出向く行為そのものが
とても尊いことに感じました。そして経験できることをありがたく思いました。
皆さんにお伝えするストーリーがまたひとつ増えました。
皆さん 待っててくださいね。

<Reported by TOMY>

4月28日(土)新作の進捗状況は?<大久保>

 
新作CAVA案
こんにちは!
tomyです。今日はこちらプノンペンにて、地元のNGOである
HOCのプリンセス、シルク村より織手2名、ダイレクトアクションセンターからは
亜弥迦さんはじめ、7名参加で打ち合わせが行われました。

専ら内容は、2月末に次の支援となる、リクエスト案の進捗状況の確認です。
新作は4案。それぞれに仕上がった作品の一部を持参してくださいました。

どれも想像以上の出来栄えに、新しい作品が眼の前に
繰り広げられる度に歓声が起こりました。

そして、次に汚れや、傷がないか検品です。でも、上質のシルクを手にして
心が弾み、笑みがこぼれてくるのがよくわかります。
新作のリクエストに関してはほとんどYUNAさまが最終的に、
織手にわかるように修正して、プレゼンテーションをしてくださいました。
ご披露♪新作TOMY案
新作リッキー案
だから、
「こんな風に仕上がってくるんだ~」とか、
「こんな工夫をされたんだ~」とか新鮮な気持ちでわくわくしました。
新作YUNAさま案


原案を知っているだけに、原案とは異なる変貌に面白さを感じたり、
驚きを感じたり。


新作案だけでなく、染色用にと考えていた生成りのシルクショールも
そのままで、ロイヤルな高級感を漂わせ、うっとりします。

素敵ですね~

そして、YUNAさまより、
「今回は薄手にすることで、材料費を抑えることができ、負担にならないような織り方で、
もっと仕事が増えるようにと、技術的なことは何もわからないから、必死で考えた案でした。
それがこんなにも綺麗な状態で出来てきたので本当に嬉しいです。」と話され、
持参されたシルク村のお二人は目頭を熱くされ、非常に喜ばれていました。


これらが皆様の前に登場するのはもう少し先です。
それまでいましばらく、お待ちくださいね。

明日は実際にシルクショールを製作されている、ブルックレイ村を訪問する予定です。
どうぞよろしくお願いします。
フリンジ加工のお手伝い

<Reported by TOMY>

2012年4月29日日曜日

新着特派員情報~~♪   <横田>

さわやかな新緑の季節がやってまいりました。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?

こちらGHSの特派員数名は、暑い暑い国カンボジアで日夜仕事に励んでいるとのこと。
今日は、そんな仲間から、ホットでわくわくするレポートが届きましたのでみなさんにご紹介したいと思います。
2012年2月にGHSスタッフが企画したショールの仕上がり具合を確認するため、DACに駐在中のメンバーがそろってシルク村を訪問しました。
仕上がり具合はなかなかのものらしく、現地入りしたメンバーからもうれしい声が聞こえてきています。
☆特派員の声一部抜粋してお伝えします☆
<Tomy特派員>
◎まずはナンバー1から見せていただいたところ、少し透かしが入ったような縞のような織になっていて、それだけでロイヤルな高級感が漂っているように思いました。これは染色用にと考えていてるショール。
こんなに出来栄えがよく、かつ、染色して自分たちの自由な色になることを想像するととても幸せに感じました。そして、気になるリクエストによる作品はどれも、想像以上なものであり、彼女たち感性が加わって、配色や色の配置がリクエスト通りとは違い、こんな風になったんだ~!とか、こんな風になってる!など、わくわくするような楽しさを感じました。
全体的に、想像以上の仕上がりになっていて、一番にそれを目にすることができるのは非常に光栄で、自分達がショールの案から関わることができることはとても貴重でありがたい経験であるのだと今頃気づきました。シルク村のお二人はシャイな振る舞いでしたが、心のこもった手織りショールを目の前にこれからよろこびがつながることを思うと胸が熱くなりました
<Yuna特派員>
◎まず前回見本を持参した透かし織の見本(Tomy案の進化形)は、マリさんが織ったそうですが、まずまずの出来です。ひっかかるので織るのが大変とのことでしたがやればできる!
色もTomy案に基づいて、POPな感じに選んだ色です。ピンクを縦糸にして、横糸がそれぞれ異なりますが、今出来上がったのはピンクxピンク、ピンクx黄色 ですね。これから緑xピンク、ブルーxピンク。。。などが10枚ずつ7色できる予定です。

そして、大判のグラデーションですが、グラデーションはやはり難しかったようで、どうしても色の境目がある形にはなるものの、少しずつ色を変えて染めるという努力は見て取れました。身に着けたときの美しさが大事だと思うので、平置きした状態よりやはりかけてみたときの美しさ。厚みがフェザーなので、大きさが全く気にならず、かえってどれもこれぐらい大きさがあった方がいいのではと思ったりしたぐらいです。
 そしてオータムンフェザーは、見た目は明るいですが、一つ一つ見ると秋の色調になっていると思います。 

そしてレインボーシリーズは、レインボーと言っていいかどうかはそろってみないとわかりませんが、これまでのショールのパターンのライト版です。
以上、特派員のレポートでした。
シルクショールは、個人的には高級なイメージがあり普段使いで頻繁に利用するという機会をもっていなかったのが現状です。けれども、今回のショールはシルクをもっとカジュアルに楽しめそうな作品に仕上がっていると思います。現物を手に取るのが楽しみですな~♪
ご覧いただいている皆様にもきっと喜んでお求めいただけるのではないかとワクワクしているジャパーーーーーンスタッフのMaryonでした。
!!追伸!!
以前に投稿済みのカテゴリー「2012年GHS企画ショール」のスタッフ案も、もう一度のぞいてみて
出来上がりをチェーーーーッック!!して楽しんでみてくださいませ。