カンボジアで手織りでシルクを生産している村の支援活動に参画させて頂くことになりました。            
人の手、人の心、やさしさに触れて、感じた幸せ感を、日本のみなさんと分かち合いたいと思います。       
手作りの支援活動、手作りのシルクショール、手作りのご紹介…、全てがゆっくりと地道ですが、
一つ一つ、一人ひとりがゆっくりと、しっかりとつながっていくことを願い、私たちも地道に歩みます。
<NPO法人グローバルハートスペース/シルク村支援協力プロジェクト>

2012年11月27日火曜日

シルク村訪問 その3   <横田>

村の織手さんへの質問について、いくつかご紹介します。

Q:支援を始める前と、現在との大きな違いはなんですか?

A:支援がなかったころは染めの薬等なんでもよかったし、織り方等も厳しさがまったくなかった。支援が始まってからは何でも厳しくなった。始まる前は頑張ろうと思う気持ちがなかったが、今は頑張ろうという気持ちがある。



Q:生活はどのように変化しましたか?
A:生活は前よりずっと良くなった。織の仕事がないころはお米を作ってそれを売って生活にあてていた。今はシルクを織ったお金で生活できるので、お米を売ったお金は少しずつ貯金し、家をきれいに直したりできるようになった。織物の注文が止まったときは、心配だった。

Q:支援物資で役にたつものはありますか?
A:今回持参の支援物資は、全部うれしい。特に、石鹸、歯ブラシ、歯磨き粉がありがたい。

Q:持参した物資(ヌードルと干し魚)のレシートを見て頂いて、村での価格と比較してもらった。
A:村より、持参した物資の価格のほう大変安い。村のものは、市場から買って運んで売っているので高い。

私は、村の支援をGHJ(グローバル・ハーモニー・ジャパン)
http://www.cealo-ngo.org/が開始された当時を全く知らないので、村の変化というものも人づてに聞いただけだが、織手さんのお話をお聞きすると、自分たちの仕事に自信を持って、厳しいけれどそれに対応できるようになったことで喜びを感じて働いておられる様子を感じることができ、これはすごい進歩なのではないかと思いました。
GHJ、Shien Tokyoさんhttp://shientokyo.org/が、どれだけ心をかけてこちらの村を支援されてきたのかということも伝わってきました。また、自分は本当に支援が出来上がってきている状況で、参加させていただいているんだということも実感しました。

そして、織手さんの様子を見せていただいて私が感じたことは、村は支援先というより、協働をする仲間という感覚の方がしっくりくるということでした。織手さんのご自宅はとてもきれいに整理整頓され、みなさんの様子も穏やかで明るい雰囲気でした。
ここまでくるのには、GHJやShien Tokyoさんの継続した根気強い指導や、支援があり、それに対して、織手さんも一生懸命努力されたからこその今なのだと思います。

今後更にGHSと織手さんの自立協力、協働をしていくために何が必要なのかをじっくりと考えていくことが必要だと感じました。

最後になりましたが、本当に約1時間程の短い滞在でしたが、やはり行動を起こして現場へ足を運ぶと大きな収穫が得られるということを痛感しました。自分の目で見て、感じて、考える、これは何にも変えられない貴重な体験であり、今後の活動に必ず生きてくると、いえいえ、生かしていくことを実践していきます。

<番外編>
今回のカンボジア訪問準備には、広島わんはあとのメンバーの多大なる協力がありました。いつもこうした仲間の協力があって、成り立っているSLPです。
新作デザイン企画を練る
支援物資の準備に子連れで参加



以上、シルク村訪問レポートでした。



















シルク村訪問 その2  <横田>

さて、シルク村に到着をしてからの流れは。。

まずは私達から自己紹介をし、日本での活動の様子を画像で織手さんたちに見ていただきなら報告させていただきました。日々の発送準備のこと、シルクのお手入れ作業のこと、展示会の様子などをお話すると、とても興味深そうに、またうれしそうに画像をのぞきこみながら話を聞いてくださいました。
通訳のナリーさんが一生懸命伝えてくださいます。

みんなで身を乗り出して話しをしました。
次に次回の新作ショールのデザイン案を見ていただき、こういったものが制作可能がどうかを確認させていただきました。デザイン案は、正式には2月の訪問時に決定されますが、今回デザイン案は、私達の地元広島のわんはあとのメンバーも一緒に考えたものです。

このたびの訪問は、滞在時間がこの後の予定の関係で約1時間しかなく、事前に考えてきた質問などまできちんと聞くことができるかが心配でしたが、そこはオババ根性をだして頑張りました。
私が特に印象に残っているというか、質問に対しての回答で収穫を感じたのは、織手さんの名前とお顔を確認させていただけ、持参したショールの制作者を確認することができたことです。

<シルク村織手さんのご紹介>
モンさん

・リーダーとして取りまとめをされている
・子供はいない
・作品:透かしボーダー、レモングラス染め(オリーブチェック)










コォーンさん

・モンさんのご主人
・作品:染色用薄手ナチュラル











マリーさん

・モンさんの妹
・子供あり/娘2人(長女も織りを手伝う)
・作品:ツイルフォーカラー(ターコイズ)、クロマー、オータムン










ピィアップさん
・マリーさんのご主人
・作品:レインボーシリーズ














マエトさん

・モンさん・マリーさんのお母さん
・作品:シャーベットシリーズ












あと2名の織手さんは、田んぼのお仕事があり不在でした。次回訪問時には、是非お会いしたいと思いました。
リーさん、タエンさん→作品:あずきチェック、みどりチェック、カジュアルフェザーシリーズ

上記写真のある5名の織手さんは親族関係であり、リーさんとタエンさんは親族関係ではないということがわかりました。今までは村を訪れた仲間が写してくれた画像を見て、こんな方が作ってくださっているんだなーということを理解していましたが、今回でより明確に家族関係や作品ごとの製作者を確認できたことで、より一層織手さんとシルクショールが自分の中で結びつき、身近なものとなったことは大きな収穫でした。



シルク村訪問報告 その1 <横田>


こんにちは♪
24日より、かねてからの念願であったシルク村訪問をするためにカンボジア入りしました。

シルクプロジェクトに携わりながら、一度も現地を訪れたことがないということが
自分の中で満足できず、今回所属するGHSの仲間の理解と同意の下、森田と横田の
二名が現地へ行かせていただくことになりました。
現地駐在スタッフの船津、ボランティア通訳ナリーさんの同行で村へ赴きました。

このたびのミッションとしては、GHSの次回新作企画案を持参し、現地の織手さんに企画のデザイン案を作ることが可能かどうかの確認をとる。(来年の2月訪問時に正式に企画決定予定)
日本でのシルクプロジェクトの活動報告。
いくつかの質問事項の確認。GHJ(グローバル・ハーモニー・ジャパン)の下へ届いている支援物資を7名の織手さんへ各1セット、現地マーケットにて食料を購入準備持参。

こちらの干し魚を購入
まずは、宿泊施設を出発してからマーケットにて、支援品として干し魚、即席ラーメンを7セット購入しました。
通訳のナリーさんとKABA子さん(船津)が価格交渉中
DACC(ダイレクトアクションセンター)があるシェムリアップと違い、ここプノンペンは都会でおびただしい車やバイクの往来、人であふれかえっていました。買い物を済ませてから車でフェリー乗り場まで向かいフェリーで出発です。

11月のこの時期は、通常では乾季だったらしいのですが、ここ数年は気象状況もおかしく、最近も雷雨、豪雨が続いたりしたそうで、舗装されていない村までの道は大変ぬかるみかひどく、車では通れない状態となり、当初はバイクをチャーターして行く予定でした。
けれども訪問日の前日夜も雷雨で、ますます道の状態は悪化し、なんと馬車に乗っての訪問に変更となりました。
馬車に乗るなど生まれて初めての経験でワクワクしました。しかし、馬車といってもこのように原始的なもので、想像以上の衝撃を感じることになりました。

乗り始めの頃は、衝撃を受けるたびに奇声を発し、笑いまくっていましたが、
この頃はまだ余裕の笑顔が。。

途中あまりにもひどいぬかるみの道では、脇見をすることもできず、ただ振り落とされないように全身に力をいれて馬車の枠につかまり衝撃に耐えるひと時が続きました。
また、馬車でも困難な場所は、徒歩になります。
馬車の馬も通るのにひと苦労

橋が壊れています。。
そんな過激な体験が約1時間続き、やっとたどり着いたのが船着場です。
ここから村まで今度はボートで出発です。
船頭さんは少年?
支援物資と共にボートでの移動
約50分強をかけてやっとやっと到着です。こんなに奥地の村から、シルクが日本へ運ばれてくるのだということがわかると、感慨深いものがありました。やはり実際に行ってみないとわからないものです。