カンボジアで手織りでシルクを生産している村の支援活動に参画させて頂くことになりました。            
人の手、人の心、やさしさに触れて、感じた幸せ感を、日本のみなさんと分かち合いたいと思います。       
手作りの支援活動、手作りのシルクショール、手作りのご紹介…、全てがゆっくりと地道ですが、
一つ一つ、一人ひとりがゆっくりと、しっかりとつながっていくことを願い、私たちも地道に歩みます。
<NPO法人グローバルハートスペース/シルク村支援協力プロジェクト>

2015年4月16日木曜日

皆様のご協力&椿染め <森田>

本日は6月に広島で予定しているGHS主催のプログラムのチラシをもって、プログラムと展示会のご案内のため、朝から少し遠出をしました。

まずは安浦の、『波輝カフェ』さんに行きました。
快くチラシをおいていただいたばかりか、ご近所へもチラシを渡してくださるとありがたいお申し出を受けました。

窓の向こうは瀬戸内海です。開放的でとても気持ちのよい空間でした。

次に向かったのは、シルクワークのメンバーの知り合いのお宅です。
奥様がアメリカ人で、広島市内で英会話教室をされています。
古民家とログハウスと海山畑。
こちらもとても素敵な空間でした。
お二人は、私たちのNPOの活動の話を本当に熱心に聞いていただき、チラシもご協力いただきました。いっしょに行ったメンバーは、私たちの話を真剣に聞かれるご夫妻のお姿に感動していました。

そして最後に伺ったのは、古民家ギャラリー『うした』さんです。
こちらにもチラシを置かせていただきました。





こちらでは、ギャラリーとなりの古民家で草木染めの体験ができるということで、
今日は椿の花で私たちのシルクショールの染め体験をさせていただきました。

  
原爆の難を逃れた築75年のお宅で、そこで生まれ育ったタカさんがご指導くださいました。
 タイムスリップしたかのような空間で、70代とは思えないお肌つやつやでお元気なタカさん。
染めだけでなく、生きる姿勢そのものが私の学びとなりました。

常備菜を切らさず作り、毎日7~8種類での朝食のお話。
足ふみミシン健在で、それで足腰が鍛えられるお話。
庭のツバキの種からとる油での髪のケア。
庭のゆずの種で作る化粧水。古代のかぎ針編みを、眼鏡もなく編まれること。
布団綿から糸をつむぎ、織りをされること。
日本の古代文字を勉強されていること。

いただいたそのものの命を大切に最後まで使い切ること。
庭や、あるものを生活に生かす知恵。

タカさんは「あたりまえのことをしているだけですよ。」とさらりとおっしゃるけれども、私にとっては、それはもう当たり前のこととは思えません。

日本では一昔前は当たり前だったこと。
100歳を超えて元気に生き、3年前に他界されたお母様から、
その知恵をしっかりと受け継がれて、こうして伝えておられます。

最近『日本人として』ということを意識することが多いのですが、
ここでは、日々の生活を、つつましやかになさり、その知恵を
今こうやってきちんと次の世代に伝えることをなさっているタカさんのお話は、
とても感動しました。

こうやって日本の先人からの知恵にご自身の経験をプラスして次の世代に伝えようとされている方があること。そこを少しでも学ばせていただき、またそれを自分たちが次に伝えていくことが大切だと思いました。

 「色落ちのためにはどうされているのですか?」と質問をしたところ、

「色落ちというとどうもね・・・自然の色の変化を楽しんでいかれたらいいですよ。」
「自然の草木などで染めたものは、
毎年毎年と色が薄くなっていきます。それぞれの色は変化しても綺麗なままです。」

「媒染に、明礬や鉄も使いますが、何も使わなくても、シルクは色がまったくなくなることはありませんよ。」とおっしゃっていました。
ツバキは綺麗な桜色にそまりました。
染めが終った後は、お庭でとれたゆずで作ったゆず茶をいただきました。

グローバルハートスペースの福山の拠点でも、このような草木染め体験やいとつむぎ体験などを考えています。


今日染めをさせていただいた椿ぞめのショールや、今縫っている草木染めふんどしパンツは6月の展示会にお目見えしますよ。
どうぞお楽しみに!
ガユーナ・セアロ師 広島プログラム

今日1日いろんな方とお会いさせていただきましたが、どこも素敵な空間で、何よりもその空間を作り上げてこられた人たちが魅力的でした。
場所や空間、物を生かし、それを日々の生活に取り入れ、今を、大切に生きる方々の笑顔が素敵で、今後私たちのできることへのヒントをいただいた1日でした。

みなさまとのご縁と、出逢いに感謝します。